令和5年の「豊島区国際アートカルチャー特命大使 SDGs特命大使自主企画事業」として、としまの〝記憶の遺産〟ツアー「消えた「としまの川」を訪ねる」を企画しました。
2023年10月28日(土)、豊島区内で暗渠となった水窪川・谷戸川・弦巻川の3つの川跡の中から、「弦巻川」のツアーを実施しました。弦巻川は雑司ヶ谷池谷戸の丸池を水源として、雑司ヶ谷の法明寺門前や清立院を流れ下り、護国寺門前で方向をかえ、江戸川橋で神田川に流れ込み、途中、その清流は雑司ヶ谷集落の用水として利用されていました。その名前は、川の辺りで源義家が弓の弦を巻きなおしたということから呼ばれるようになったという説もあります。昭和7年(1932年)に当時の北豊島郡高田町により暗渠化工事が行われ、現在では川の流路はまったく残っていませんが一部は下水道の雑司ヶ谷幹線として今も地中に残っています。
雑司ヶ谷・鬼子母神前からスタートして護国寺までの暗渠となった「弦巻川」を辿りました。<案内は「としま案内人 雑司が谷」>